顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第63回 2月投稿作品

 
 
 
 1 ねぶりかけしつつ花の句詠んでをり

 2 頬赤く貝をすする子蜆汁

 3 懇ろな鍬の手入れや土恋し

 4 白魚にあいさつをして握り寿司

 5 里山の霞に埋もれ朝ごはん

 6 白梅や土俵に凜と立行司 

 7 サデ網に右往左往の群れ氷魚

 8 風雪の雲の切れ間に陽はやさし

 9 片栗の花せせらぎのハーモニー

10 かたくりの花気遣いて斜面行く

11 飛燕めく片栗の花ゆかしかる

12 片栗やつひぞ寄り添う可憐花

13 かたくりの花島一つほしいまま

14 片栗に箸止め顔の戻りけり

15 片栗の花を見つけにこの峠

16 片栗や山唄捧げる祠前 

17 春光に息を切らせて畝傍山

18 春光や参道脇の国府跡 

19 春光を翳せばうねる大海原

20 春光やハンドル握る先に満つ

21 春光を蹴る児のあんよ乳母車

22 春光や会葬の列染めい出す

23 春光や手水四方に飛び散りぬ
 
24 春光をパソコンに織り空見つむ 
 
 
 
 
 
選句は5句です。27日までに作品番号と、可能な限り
 
選句感想などよろしくお願いいたします。