2月の選句 発表します。間違いがありましたら、ご連絡ください。
牛 法
1 ねぶりかけしつつ花の句詠んでをり 【歌子】
1 ねぶりかけしつつ花の句詠んでをり 【歌子】
歌 祥
2 頬赤く貝をすする子蜆汁 【道草】
歌 牛 法 葉
3 懇ろな鍬の手入れや土恋し 【祥雲】
祥
4 白魚にあいさつをして握り寿司 【法被衣】
祥
5 里山の霞に埋もれ朝ごはん 【しらぶる】
祥 道 葉 し
6 白梅や土俵に凜と立行司 【羽林】
法
7 サデ網に右往左往の群れ氷魚 【牛郎】
歌 羽 道 し
8 風雪の雲の切れ間に陽はやさし 【風葉】
9 片栗の花せせらぎのハーモニー 【しらぶる】
羽 牛 道
10 かたくりの花気遣いて斜面行く 【法被衣】
道
11 飛燕めく片栗の花ゆかしかる 【祥雲】
12 片栗やつひぞ寄り添う可憐花 【道草】
葉
13 かたくりの花島一つほしいまま 【歌子】
14 片栗に箸止め顔の戻りけり 【羽林】
葉
15 片栗の花を見つけにこの峠 【牛郎】
歌 羽 し
16 片栗や山唄捧げる祠前 【風葉】
18 春光や参道脇の国府跡 【羽林】
道
19 春光を翳せばうねる大海原 【しらぶる】
20 春光やハンドル握る先に満つ 【法被衣】
歌 牛 法 し
21 春光を蹴る児のあんよ乳母車 【祥雲】
法
22 春光や会葬の列染めい出す 【道草】
祥 羽 牛
23 春光や手水四方に飛び散りぬ 【歌子】
24 春光をパソコンに織り空見つむ 【風葉】