道草さん選 【5,21,29,30,31】
5おだやかな白衣観音木の芽風
世人の救いに応じて姿を現す観音様と木の芽風とが呼応して
いるように感じられます。
いるように感じられます。
21ゴミ箱に骨だけの傘鳥雲に
骨だけの傘という俗な世間を表現したことで鳥が雲に
姿を消していく様子を印象づけているように思われます。
姿を消していく様子を印象づけているように思われます。
29骨拾う箸の重さや斑雪
箸の重さが悲しみの情感をとてもうまく表現し外は
斑雪もまだ残っていて何か心が重いという感じがします。
30地の神も咆え続けたる春一番
地の神が咆えるなるほどという感じがします。
31土の香やふるさと遠し春彼岸
土の香は郷愁を呼び彼岸という言葉で肉親を思わされます。
2013/3/27(水) 午後 8:44 [ 道草 ]
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道草さんの作品
2.初歩き孫の額に木の芽風【道草】
9.春の風裾からまりて祇園街【道草】
23.鳥雲に西海岸の夕日落つ【道草】
26.子に託す剪定鋏響きけり【道草】
26.子に託す剪定鋏響きけり【道草】
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