番号 句
1 泣きじゃくる児を持て余す残暑かな
2 波静か湾に零れる天の川
3 空の音にそわそわしだす盆踊り
4 親元の残暑に逢いに来ています
5 天の川人肌の恋ゆ酒含む
6 西瓜食う右手の甲に種一つ
7 てらてらと残暑の山の登り窯
8 隊商の駱駝の影や天の川
9 素空き家の破れ障子に残暑かな
10 天の川南十字を縦に割る
11 天の川仰ぎバス停母を待つ
12 西瓜畑空旋回すレース鳩
13 野を行けば飛蝗きしきしきらきらと
14 ママ友はおばさん会話で栗を剥き
15 珊瑚婚遠くも良かれ天の川
16 背負ひたる籠ゆさゆさと大花野
17 果て見えぬ歯科医の治療秋暑し
18 姿なきビルの谷間の花火かな
遅くなりましたが第93回目の句会の発表ができることを
うれしく思います。投稿数は少なめですが、今回も6句選
でよろしくお願いいたします。できれば三日以内くらいま
でにkarakoro575@yahoo.co.jpまでよろしくお願いいたします。
(記載ミスなどがありましたら、速やかにご連絡いただければ助かります。)