顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第93回 27年8月句会 選句・作者披講


      葉 し 牛 法 歌 
1 泣きじゃくる児を持て余す残暑かな  【 祥雲】

      祥 牛
2 波静か湾に零れる天の川       【 歌子】
      
      葉 牛 歌
3 空の音にそわそわしだす盆踊り     【しらぶる】

      葉 歌
4 親元の残暑に逢いに来ています     【 牛朗】

5 天の川人肌の恋ゆ酒含む         【風葉】

      牛 歌
6 西瓜食う右手の甲に種一つ       【 法被衣】

      祥 法                                            
7 てらてらと残暑の山の登り窯       【歌子】

      歌 
8 隊商の駱駝の影や天の川         【祥雲】

      葉 法 
9 素空き家の破れ障子に残暑かな      【しらぶる】
     
      葉 
10 天の川南十字を縦に割る        【法被衣】

      祥 し 
11 天の川仰ぎバス停母を待つ       【牛朗】

      法 
12 西瓜畑空旋回すレース鳩        【風葉】

      法
13 野を行けば飛蝗きしきしきらきらと   【 祥雲】

      し      
14 ママ友はおばさん会話で栗を剥き    【牛朗】

     祥 牛 
15 珊瑚婚遠くも良かれ天の川      【 しらぶる】

      葉 祥 法
16 背負ひたる籠ゆさゆさと大花野    【 歌子】
    
      祥 し 牛 歌 
17 果て見えぬ歯科医の治療秋暑し    【風葉】

      し
18 姿なきビルの谷間の花火かな      【法被衣】





第93回 27年8月の顧問のいないネット句会の
選句発表できることをうれしく思います。
お忙しい中、早々と投句、選句など、ご協力いただいて有難う
ございました。感想などは数時間後にまとめて掲載しますので、
今少しお待ちください。もし、選句漏れや作者名などの不備が
ありましたら、お知らせ願います。