顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第98回 2月投稿作品

 

 1 畑打つ鍬に御神酒をかけてをり

 2 春一番雪解け待てず畑打 

 3 退職や畑打鍬を一番に

 4 畑打つや寝起きの蛙よろよろと

 5 菜園は我流で通し畑を打つ

 6 畠打ちや土の香撒きて進みをり

 7 臥すまでも畑を打ちし母のこと 

 8 この土が実りもたらす畑打ち

 9 家路へと寒夕焼が背中押す 

10 みちのくに繋がる空や寒夕焼

11 寒夕焼け飛行機雲の剣一閃 

12 寒夕焼スルメの足の酒さかな

13 木地の里裸木染める寒夕焼

14 月昇る寒夕焼けに見送られ

15 ガラス窓家事にいそしむ寒夕焼
 
16 職を去る夫を労ふ寒夕焼

17 朝靄の雪を漂ふ足跡は

18 ジャズバーや梅もスウィング先斗町

19 昭和四年苦労だけして寒に逝く

20 五歩あゆめば忘るる用事余寒なほ

21 水たまり大波小波春一番 
 
22 寒中や鉄師の挑む玉鋼 

23 われ先と咲き急ぐかな梅匂ふ

24 大学に挑戦七十路の遅春かな

25 寒夕焼童心に帰る帰り路に   

26 畑打や父祖父二代続きけり    

27 早春やまだ見ぬ高き目標ぞ    





●投稿したはずの作品が載っていないとか 語句のまちがいとか、編集ミスがないかどうか確認をお願いいたします。
 
● 今月も選句6句2月28日までによろしく
お願いいたします。よろしくお願いいたします。                          送り先はkarakoro575@yahoo.co.jpまで