顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第103回 7月の作品と選句と作者



1 ふるさとの父母に逢わばや虹の橋  【祥雲】

  
2 荒れ狂う空をなだめて虹来たり  【法被衣】
 
  
3 ずぶ濡れのTシャツ絞り虹二重   【牛朗】

4 彩虹やみんな童になる時間    【しらぶる】

  祥 歌 牛
5 自転車で追いかけた虹空に消え   【一駒】

  歌 牛 し                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
6 虹立ちて吾にもありし明日かな    【風葉】
    
  風 駒
7 虹の輪にノアの箱舟見え隠れ    【歌子】

8 南からうねり伝わる夏の海     【しらぶる】
 
  歌 法 し
9 田に鹿の寝転がり跡夏の朝     【牛朗】

  風 祥 駒
10 平穏をひっくり返す夏の雨    【法被衣】

  歌 法 し
11 竹林を舞う妖精や夏の蝶     【祥雲】

  祥 駒 し
12 紅ひいて胸ときめかす夏帽子   【歌子】

  
13 何に抗す夏の盛りをペダル踏む   【風葉】

  
14 夏一切のせた小舟や都庁着     【一駒】

  風 歌 牛
15 これでもか押し寄せ来たる蝉の聲  【法被衣】

  法             
16 捩花や痩躯の母の凛として     【祥雲】

  祥 法
17 背景の山頂超えて立葵       【しらぶる】

  祥 駒 し
18 待ち兼ねし遠路の孫と土用波    【牛朗】

  風 牛
19 焼きナスや残り一つで箸止まる    【一駒】

  祥 法 牛
20 涼しさや縄文人にもイヤリング   【風葉】 

  風 駒 牛 し
21 昔ほど口笛鳴らぬ夏の山      【歌子】