1 ふるさとの父母に逢わばや虹の橋 【祥雲】
歌
2 荒れ狂う空をなだめて虹来たり 【法被衣】
法
3 ずぶ濡れのTシャツ絞り虹二重 【牛朗】
3 ずぶ濡れのTシャツ絞り虹二重 【牛朗】
4 彩虹やみんな童になる時間 【しらぶる】
祥 歌 牛
5 自転車で追いかけた虹空に消え 【一駒】
歌 牛 し
6 虹立ちて吾にもありし明日かな 【風葉】
8 南からうねり伝わる夏の海 【しらぶる】
歌 法 し
9 田に鹿の寝転がり跡夏の朝 【牛朗】
歌 法 し
9 田に鹿の寝転がり跡夏の朝 【牛朗】
風 祥 駒
10 平穏をひっくり返す夏の雨 【法被衣】
歌 法 し
11 竹林を舞う妖精や夏の蝶 【祥雲】
祥 駒 し
12 紅ひいて胸ときめかす夏帽子 【歌子】
駒
13 何に抗す夏の盛りをペダル踏む 【風葉】
風
14 夏一切のせた小舟や都庁着 【一駒】
風 歌 牛
15 これでもか押し寄せ来たる蝉の聲 【法被衣】
15 これでもか押し寄せ来たる蝉の聲 【法被衣】
法
16 捩花や痩躯の母の凛として 【祥雲】
祥 駒 し
18 待ち兼ねし遠路の孫と土用波 【牛朗】
風 牛
19 焼きナスや残り一つで箸止まる 【一駒】
風 駒 牛 し
21 昔ほど口笛鳴らぬ夏の山 【歌子】