顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

十月 選句発表




   
1 大釜で炊きし昭和の茸飯       (祥雲) 
 
     歌  祥  駒 
2 巴とふ百歳の母菊日和      (牛朗)
 
3 ハロウィンの子の行列のかまびすし (法被衣) 

   歌 祥 牛
4 荒れ野原揺れるすすきのおもてなし (しらぶる)
 
無花果や快調朝に食進む      (一駒)

  祥 牛 し 法 駒
6 縄文の深き森より秋気満つ     (歌子)
 
7 白萩の婉と零るや鐘の音       (祥雲)  

  歌 祥 法 駒
8 白萩や硝子を伝う雨になり     (牛朗)

  歌 駒 
9 せせらぎにこぼれ落ちたる萩の滝  (法被衣)
 
  祥
10 遠回りこぼれる萩に誘われて   (しらぶる)

   
11 亡き母の着物が浮かぶ庭の萩   (一駒)

  祥 牛 し
12 古寺の奥へと招く萩の風      (歌子)

  し 法
13 露時雨息子の古着愛用す      (牛朗)

  
14 草露やその一粒に大空映す    (しらぶる)

   歌 牛 法
15 指で描く結露のガラス岩木山   (一駒)
  
  牛 駒
16 敏子逝く露草の露こぼれけり   (歌子)

  歌 し 法
17 球面に映る荒野や芋の露      (祥雲) 

  
18 朝露に腰折りスマホ構えたり    (法被衣)