第９回の作品発表します。
今回は夏座敷１句 心太１句 雑詠１句
の予定でしたが、投句数がまちまちでした。
２句投稿 ２名 ３句投稿 ６名 ４句投稿 ２名
計１０名の投稿で 投稿作品はは３０句になりました。
選句の公平性にはかけますが、今回は条件を今までと変えたことも
ありましたので、このまま５句選句したいと思います。
できればあさって（２７日）までに選句選評を送ってください。よろしくお願いします。
1 透き通るガラスが酸っぱいところてん
2 大の字に一人寝ている夏座敷
3 麦わらの帽子転がる夏座敷
4 心太売り切れに泣く妻がいる
5 仕事終へ風と戯る夏座敷
6 昼食後手足のばして夏座敷
7 大の字に夢とあそんだ夏座敷
8 まるまると生まれ来し子や合歓の花
9 ところてん遠くに遊ぶ子らの声
10 まぶしさに庭の目が逸れ夏座敷
11 涼しさを足の裏から夏座敷
12 ところてんひとりすすりて夏なごむ
13 寝転んで俳句をひねる夏座敷
14 夏座敷おやつの声に子等帰る
15 家事済まし後の楽しみところてん
16 ところてん押しくらまんじゅう袋詰め
17 休み終へしんと日暮れの夏座敷
18 耳立てり逆光の猫夏座敷 （訂正とお詫び。･･逆行と誤記しましたので逆光に訂正 いたします。すみません）
19 サイレンに佇立する午(ひる)十五日 （訂正とお詫び・・午が抜けておりました。
ごめんなさい）
20 ところ天つるりと滑る口の端
21 想い出も一緒に残る日焼け跡
22 帰省子の輝く笑顔ＪＲ
23 送り火やふらつき痩せた茄子の馬
24 生返事話進まずところてん
25 板の間に猫と大の字熱帯夜
26 夏風邪にのどにひんやりところ天
27 一本で勝つのを見つつ心太
28 夏座敷六本のすね毛並びおり
29 むせぶ酢や妻の仕業かところてん
30 クツクツと厨を香らす天草や
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【追記】 ８月２７日記
〆切り後、作品公開後に、いな吉さんより作品が送られてきたのですが、選句がもう始まって
いましたので、今回は選句対象にできませんでした。せっかく送っていただいたのにすみませんでした。
送られてきた作品は下記の通りです。次回は間に合うように、お早めにお願いしますね～～～～。
ネコ走る子どもが走る夏座敷
夏座敷ネコを押し退け高鼾
路地角の駄菓子屋恋しい心太
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