顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第9回  披講

今回の選句は、J次郎2さん、しらべるさん、法被衣さん、風智さん、木庭ちゃん、かんなさん

 島ちゃん、歌子の8名で行いました。白い恋人さんは、当分、選句のほうは遠慮したい

 ということです。

 のりこさんは、ネットやFAXを繋いでいないため、今回は私の都合で訪問できなかったため、

 選句に参加できませんでした。いな吉さんの作品は、作品発表のほうに追記として載せてあります。

        






      歌 法

 1   透き通るガラスが酸っぱいところてん(J次郎2)

   
      次 歌 法

 2   大の字に一人寝ている夏座敷 (島ちゃん)


      か 木

 3   麦わらの帽子転がる夏座敷 (白い恋人


      法

 4   心太売り切れに泣く妻がいる (風智)

 5   仕事終へ風と戯る夏座敷 (しらべる)


      風 

 6   昼食後手足のばして夏座敷 (かんな)

     風 し
     
 7   大の字に夢とあそんだ夏座敷 (木庭)


     次 か 島 木

 8   まるまると生まれ来し子や合歓の花 (歌子)

     木 し

 9   ところてん遠くに遊ぶ子らの声 (法被衣)

 10   まぶしさに庭の目が逸れ夏座敷 (J次郎2)

 11   涼しさを足の裏から夏座敷  (島ちゃん)

       島

 12   ところてんひとりすすりて夏なごむ (白い恋人


       し


 13  寝転んで俳句を秘める初座敷 (風智)


      風

 14   夏座敷おやつの声に子等帰る (しらべる)


      し

 15   家事済まし後の楽しみところてん (かんな)


      し

 16   ところてん押しくらまんじゅう袋詰め (木庭)

 17   休み終へしんと日暮れの夏座敷 (歌子)

 18   耳立てり逆光の猫夏座敷   (法被衣)


       歌

 19   サイレンに佇立する午(ひる)十五日  (J次郎2)

       
       し

 20   ところ天つるりと滑る口の端 (島ちゃん)


       か

 21   想い出も一緒に残る日焼け跡 (風智)

 22   帰省子の輝く笑顔JR (かんな)


       次 歌 風 島

 23   送り火やふらつき痩せた茄子の馬 (木庭)


       法 か 島 

 24   生返事話進まずところてん(歌子)


       木

 25   板の間に猫と大の字熱帯夜 (法被衣)

 26   夏風邪にのどにひんやりところ天 (島ちゃん)

      風
       
 27   一本で勝つのを見つつ心太 (しらべる)


     次 歌 法 木

 28   夏座敷六本のすね毛並びおり ( のりこ)

      か

 29   むせぶ酢や妻の仕業かところてん (しらべる)

      次

 30   クツクツと厨を香らす天草や (のりこ)




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