顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2022年6月句会 

 

1 羅(ら)を羽織り君待つ宵や蛍狩

2 走り梅雨予定通りの一人旅

3 雨蛙月夜の堀で大合唱 

4 自販機のつり銭穴の雨蛙

5 にらめっこ色即是空雨蛙

6 苔に紛れ鎮座している雨蛙

7 鉢合わせこいこい蛍巡り合い

8 鯛に乗る小幡人形走り梅雨

9 見下ろせば傘の行き交ふ走り梅雨

10 母の手を引いて里辺の花菖蒲

11 朝日浴び湯船に浮かぶ花菖蒲

12 お隣の寡男も誘ひ蛍狩り

13 蛍群る小川の闇に子の小声

14 走り梅雨あじさい色を深めゆく

15 花菖蒲揺るる彼方に津軽富士 

16 外干しに走り梅雨で迷う朝

17 菖蒲咲く八幡掘の船泊

18 花菖蒲林の闇の深さかな

19 雨蛙児は手に乗せて瞠目す 

20 灯り消え闇の宇宙に蛍ビーム

21 雨あがり匂いの先に薔薇の園

22 目を据へて目高の孵化をたしかめり

23 水浴びの烏の孤独青田なる

24 指触れるフォークダンスやキャンプの火 

25 どくだみの根の金毘羅や乙な夕

 

 

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6月句会の作品がそろいました。

この先7月上旬にかけて、当方パソコンが使えないため、編集ができませんので、誠に勝手ですが、4選句と感想はあした、6月27日必着でお願いできないでしょうか。明日までに集まれば今月中に、ブログアップできると思いますが、もし無理なようでしたら、結果は7月になりますので、ご了承ください。

 

今月も4選句として、そのうちの一句は特選句として作品番号に◎(二重丸)を付けてください。