急に真夏日になったり、はげしい雨に見舞われたり、観測史上初の発表があちらこちらでされていますが、早いものでもう一年の半分を過ごしてしまいました。
今月は、選句締め切りが二日しかないという中、ブログ内だけの発表でしたが選句も感想も、ありがとうございました。6月の句会は祥雲さんの下記の句が全員による満点句で、高点句でした。おめでとうございます。
1 羅(ら)を羽織り君待つ宵や蛍狩 【祥雲】
選者 歌子 一 駒 ◎法被衣 ◎牛郎
歌子の感想 これはまた絵巻物をみているようでちょっとドキドキ、うっとり
してしまいました。
一駒さんの感想 一張羅を気張ってきて好きになって欲しい人と蛍を見るの
はウキウキ
法被衣さんの感想 羅の軽やかさと君に遭う気持ちの軽やかさが見事にマッチング。
牛郎さんの感想 ロマンチックな句に魅せられました。
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特選句と選者の感想
5 にらめっこ色即是空雨蛙 【法被衣】
選者 歌子 即是空とはその言葉の思いつきが斬新で、蛙の顔を想像して笑いが
おさまりません。
10 母の手を引いて里辺の花菖蒲 【祥雲】
選者 一駒 リハビリついでに野辺の花を見る心身共に幸福感UP
13 蛍群る小川の闇に子の小声
選者 祥雲 「小」の繰り返しが効果的で、現実感のある、可愛ら
しい愛情深い良句です。
1 羅(ら)を羽織り君待つ宵や蛍狩 【祥雲】
選者 法被衣 羅の軽やかさと君に遭う気持ちの軽やかさが見事に
マッチング。
1 羅を羽織り君待つ宵や蛍狩
選者 牛郎 ロマンチックな句に魅せられました。
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7月の兼題
祥雲さんから ( 夏の海 )
牛郎さんから ( 巴里祭 )
法被衣さんから ( 炎昼 )
一駒さんから (土用東風 )
歌子 から ( 当季雑詠 )
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