顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2023年6月句会

1 三百の棚田や爽と青田風
2 予報士の予報の当たる薬降る
3 蛍舞う旅籠の庭に山の水
4 身を捧げ散りし若者蛍来る
5 都会の庭園蛍飛び交う哀しさよ
6 姉川の闇を分け行く蛍狩
7 ぶいぶいと夏蚕(なつご)の糸を繰るばあば
8 逆さ富士映る隙なし青田かな
9 夕暮の津軽路揺るる青田かな
10 雌を待つ源氏蛍の明滅す
11 蜘蛛の巣を両手で払ふ農具小屋
12 省エネで巣を張る蜘蛛の光る罠
13 何を捕るつもりや蜘蛛の巣大きすぎ
14 大空の中心に居る蜘蛛静か
15 九羽なる軽鴨(かる)の親子のグァ〜ピヨと
16 若竹や雨となりたる鯖街道
17 青虫や絵本にそっくりよく食うが
18 岩木山を借景にして花菖蒲
19 夏至の夕校庭にまだ子らの声
20 オプジーボ藁をも縋る薬降る
21 縄文の太き柱や薬降る
22 六度目のワクチン接種や薬降る
23 ひねもすや雄を従え女郎蜘蛛
24 長老に出来褒められて青田風
25 直線の青田の海や陽は高し

 

6月句会の作品がそろいました。

いつものことながら、鑑賞後は互選4句(うち特選一句、並選三句)と一言の感想、批評をよろしくお願いします。締め切りは6月28日とします。送り先は

haikude575@yahoo.co.jpまでです。ではお待ちしております。