顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2024年2月の投稿作品

1 浅春やもぐらの塚の潤みたる
2 春浅し波の引く間にふ海苔採る
3 地域枠合格通知春浅し
4 琵琶マスの雨後の溯上や春浅し
5 春浅し行き交う人の襟たてて
6 軽々とゆかぬ苛立ち春スキー
7 仮病にて急遽すっ飛び春スキー
8 木曽檜葉の樹林ぬけ行く春スキー
9 春スキー温泉宿の昭和かな
10 雪の無きゲレンデ閉鎖春スキー
11 下萌やチュッパチュッパと搾乳機
12 下萌えや能登の瓦礫を持ち上げる
13 下萌の淡き緑の牧場かな
14 下萌や石灯籠の下周り
15 下萌や畔に命のカーペット
16 ゴンドラが春三日月を乗せて来ぬ
17 こつこつと春三日月の通夜の道
18 春三日月霊仙岳の肩に出ず
19  人を獲る漁師になれや春三日月
20 何を盛ろ春三日月の皿の上
21 その中に農業志願卒業す
22 祖母の手で端切れ綸子も吊るし雛
23 イレブンの蹴児の声や春の風
24 春まけて野良の猫たち行きかいぬ
25 春めきて亡き家猫を懐かしむ

 

二月の投稿作品がそろいましたので、お届けします。

いつもの通り、四句互選として、特選一句 並選三句と一言感想とともに二月二十八日締め切りとして、よろしくお願いいたします。