顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第123回 3月句会

番号  作品


1 浅春や脛ふるわせる鷺の影

2 弁当の海苔巻き太し春浅し

天守には人影もなく春浅し

4 軒ごとに湖へ出る道春浅し
 
5 春浅し山引き返す気概かな

6 春浅し出かけの朝にすする白湯

7 児を抱く母の姿や仏の座

8 白鳥や橋桁くぐり空に消ゆ

9 色卵指先紅くイースター

10 庭土に猫腹ばいぬ蕗の薹

11 土筆にも曲届けましょう吾笛で

12 女学生たりし日の母玉椿

13 墓の無き我が家は如何に入彼岸

14 彼岸西風父に供養の生一本 
    
15 散骨の友の彼岸や海光る

16 窓越しに鳥と目が合う彼岸かな

17 故郷や瞼の中の彼岸参り

18 彼岸過ぎ祈る地の記事名が光る






こちらは漸く雪解け水が勢い良く流れ出し、待ち望んでいた

春がやっと動き出したという感じですが、皆様の所はもう、

桜満開だったり、あるところではもう散っている所も

あるかも知れませんね。

 さて、今月は6名による投稿でしたので、選句は5句

ということにしたいと思います。気に入った句を5句

選んで、出来るかたは一言感想もよろしくお願いいた

します。特に気に入った句がありましたら二重丸◎を

お願いいたします。

いつものように、送り先はhaikude575@yahoo.co.jp

締め切りは3月30日です。ではお待ちしております。