作品番号 作 品 作者
朝 法 萍
3 油気の皿押しやりて冷奴 【J次郎2】
祥 か 風
4 はやる気を押えてそっと冷奴 【しらぶる】
5 紫陽花や雨を慕おて色づける 【かたつむり】
し 朝 萍
6 あじさいや花の宇宙に水の粒 【法被衣】
8 紫陽花も虹も華麗な雨上がり 【島ちゃん】
9 階の上より招く四ひらかな 【祥雲】
次 朝
10 まる皿に鋭き角の冷奴 【萍漂子】
牛
11 梅雨空やため息ひとつ二つほど 【かんな】
祥
12 悔しさもさらりと忘れ冷奴 【風智】
13 紫陽花や恋占いにふけりけり 【歌子】
13 紫陽花や恋占いにふけりけり 【歌子】
カ
14 青稲や水衣着る梅雨寒に 【道草】
牛 道 風
15 冷奴ひとつが箸の意にならず 【朝戸風】
し
16 なにいろに咲くやアジサイ固つぼみ 【J次郎2】
祥 牛
17 紫陽花の媚とたわむる傘ひとつ 【しらぶる】
し 法 か
18 海人の光る滴に風薫る 【かたつむり】
19 梅雨空にただ悠然と鯉の群れ 【法被衣】
道 法 風
20 走り梅雨なすびの苗に命水 【牛朗】
法
21 梅雨晴れの少し汗ばむ草むしり 【島ちゃん】
道 法
22 湯上がりの網戸の風や冷奴 【祥雲】
次
23 君去りて淋しき居間に挿す紫陽花 【萍漂子】
カ 道
24 糠雨に濡れて紫陽花七変化 【かんな】
カ
25 雨を乞う紫陽花見つめ曇り空 【風智】
カ 次
26 一村を染めて暮れ行く梅雨夕焼け 【歌子】
し 風
27 ひややっこガラスの器笹青し 【道草】】
28 鎌倉に濡れて鮮たや額の花 【朝戸風】
28 鎌倉に濡れて鮮たや額の花 【朝戸風】
朝 萍
29 自転車の灯火眩しき梅雨の闇 【J次郎2】
30 いっせいに白妙並ぶ梅雨の晴れ 【しらぶる】
31 梅雨空に心は晴れて家路かな 【かたつむり】
30 いっせいに白妙並ぶ梅雨の晴れ 【しらぶる】
31 梅雨空に心は晴れて家路かな 【かたつむり】
祥 か
32 割り箸に身をゆだねたる冷奴 【法被衣】
歌 か
33 手作りの講釈多き冷奴 【牛朗】
34 冷や奴踊っているよ鍋の中 【島ちゃん】
牛
38 早々に梅雨入り願う怠け者 【風智】
39 会話なく音ことさらに冷奴 【歌子】
39 会話なく音ことさらに冷奴 【歌子】
風
40 夫と飲むアイスコーヒー甘めにす 【道草】
歌 道
41 逝くひとの那蘇名はマリヤ聖五月 【朝戸風】
歌
42 池の端は釣りの波紋や花菖蒲 【J次郎2】
43 喉の道つるんと流れ冷奴 【かたつむり】
歌 祥 し カ 牛
43 喉の道つるんと流れ冷奴 【かたつむり】
歌 祥 し カ 牛
44 病室の小さき空に風薫る 【法被衣】
次 か 萍
45 田植え跡飲んでないのに千鳥足 【牛朗】
46 茄子の花何事もなく咲く日常 【島ちゃん】
46 茄子の花何事もなく咲く日常 【島ちゃん】
歌 萍
47 花桐や薄紫は母の色 【祥雲】
48 どちらかといえば大好き冷奴 【かんな】
48 どちらかといえば大好き冷奴 【かんな】
49 バーベキュー終えてみあげる初夏の月 【歌子】