顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

しらぶる選  第32回

●しらぶる選【20,23,35,46,50,52】
 
20 夕立ちてカーシャンプーする夫なり
    暢気そうな感じがいいですね。
 

23 夕立の気配に気づき走る猫
    猫はさすが、人は濡れて走る。
 

35 ぽたぽたと雨に打たれて落ちる蝉
    夏の雨は粒が大きいのでしょうか。
 

46 おおおおと孫は叫びぬ祭山車
    うーん、おが四つですか、迫力ですね。
 

50 鱧祭り四条河原の辻廻し
    郷土色豊かで・・・
 

52 心地よき母の背中で夏祭り
    いい風景です。

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以下コメントのみ
5 昼顔に言い訳しつつ出勤す
  川柳的ですが雰囲気がでてていいと思います。

11 昼顔のカーテン涼し母の窓
  季語重なり(涼し)ですが、やさしいいい句だと思います。

30 麦わらの先に父いる蝉しぐれ
  季語重なり(麦わら)ですが、奥行が想像できるいい句です。

22 夕立や虹を残して急ぎ足
  季語重なり(虹)ですが光景がいいですね。
 
 
 
 
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しらぶる作
 
47 町内の祭り囃子や笑み集う 【しらぶる】
 
21 夕立の激甚という爪痕 【しらぶる】
 
34 蝉止んで一瞬杜の化石かな 【しらぶる】
 
8 つつましく路傍を飾る昼顔よ 【しらぶる】