顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

真珠牛郎さん選  第33回

●真珠牛朗さん選 【1.10.19.31.46.52.】
 
1.ぽんぽんと旨さはかるる西瓜かな
 
昔から西瓜の旨さは音でしょうして見分けると聞いておりますが、
判らないままに西瓜を見ると叩いております、頂きました。
 
 
10.孫の数ただして西瓜切られけり
 
孫達が喧嘩をしないようように心配りをされている様子、頂きました。
 
 
19.黙祷のまぶた濡らすは残暑にて
 
本当は亡き方を思いだされた涙と思います、頂きました。
 
 
31.仏前に禊萩そなえ一人酒
 
田んぼの畦にミソハギを植えています、お盆の仏壇に供える風習が
あります、頂きました。
 
 
46.どこまでもからかうように月が追う
 
子供の頃月見の夜にこの句の光景経験しました、頂きました。
 
 
52.月光や一献いかがと赤提灯
 
のんべいには月見と称して夜の外出たまりません、頂きました。
 
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●真珠牛郎さんの作品
 
4.復活の郷土西瓜や道の駅    【牛郎】
 
17.草引きの汗に非情の残暑かな 【牛朗】
 
30.近ずくと少し揺らいで萩の花 【牛朗】
 
43.城跡や三姫も見たか湖の月 【牛朗】