④●蝸牛さん選 【6・16・25・36・41・55】
6 悩みある頭の形かき氷
悩みが頂点なんでしょうか、
どんな悩みがあるのか知りたいです。
16 思案する頭上を掠め夏燕
考え事をしていると周りが目に入りません。
燕が何か言いたげに飛んだ様にも思えます。
25 店番の婆様目で追ふ蝿二匹
此れは気に為って仕方無いと思います、
飲食関係の店番なんでしょうか。
36 小魚を麦藁帽で掬いけり
子供の頃、川で小魚捕りをしていたのを
思い出しました。
41 炭酸のコップの汗や麦藁帽
夏の暑い日の光景が目に浮かびます。
氷が解けていく様が良く分かります。
55 夕焼けや壁にもたるる恋心
青春の恋でしょうか・・・。
ほのぼのとしたものを感じます。
青春の恋でしょうか・・・。
ほのぼのとしたものを感じます。
【49 夕焼けて調子はずれのわらべうた】
此の句も選句したかったです。
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●蝸牛さんの作品
蝿叩き右左持ち変え狙い打つ | 蝸牛 |
夕焼けの影踏み遊び親子連れ | 蝸牛 |
家移りの時も決まれば夏燕 | 蝸牛 |
草刈りの音も高らか麦藁帽子 | 蝸牛 |
物干しに仕掛けられるや蜘蛛の糸 | 蝸牛 |