顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

蝸牛さん選 2月(第51回)

蝸牛さん選 【1・7・8・24・29】
 
        1 幼子の抱えて覗くうすごおり
 
        子供が小さい頃、薄氷を見ては覗いたり触ったりと
        喜んでいたのを想い出します。
        親子して楽し気に覗く姿が目に浮かびます。

       

       7 冬の虹電車待つ間に生れ出づ
 
        電車を待つ間、何気ないことに気付く事が多々あります。
        偶然に出る虹を見れると其の日が良いだと思えます。
 
 

      8 薄氷を踏まずにまたぐ通学路
 
       子供の頃、薄氷を見付ては、踏みたい様な踏みたく無い様な
       微妙な気持ちがあったのを想いだします。
       其の日の気分で踏んだり、またいだり・・・
 
 
 
     24 友の癖ひとつ見つけし春の旅
 
          何でも知ってるはずだと思っていて、旅先での友の
          癖を見付けて驚く事が私にもありました。
 
 
 
      29 春が来るのらりくらりは仕舞い込む
           暖かく成るって来ると、のらりくらりする理由が
         見つからず、動かない理由がなく為りますね。
 
 
 
 
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蝸牛さんの2月の作品
 
5 娘との誤解は解けぬ薄氷      【蝸牛】
 
15薄らと良き日に掛る冬の虹     【蝸牛】
 
25鶯や啼き声遥か口真似る      【蝸牛】