蝸牛さん選 【1・7・8・24・29】
1 幼子の抱えて覗くうすごおり
子供が小さい頃、薄氷を見ては覗いたり触ったりと
喜んでいたのを想い出します。
親子して楽し気に覗く姿が目に浮かびます。
1 幼子の抱えて覗くうすごおり
子供が小さい頃、薄氷を見ては覗いたり触ったりと
喜んでいたのを想い出します。
親子して楽し気に覗く姿が目に浮かびます。
7 冬の虹電車待つ間に生れ出づ
電車を待つ間、何気ないことに気付く事が多々あります。
偶然に出る虹を見れると其の日が良いだと思えます。
8 薄氷を踏まずにまたぐ通学路
子供の頃、薄氷を見付ては、踏みたい様な踏みたく無い様な
微妙な気持ちがあったのを想いだします。
其の日の気分で踏んだり、またいだり・・・
24 友の癖ひとつ見つけし春の旅
何でも知ってるはずだと思っていて、旅先での友の
癖を見付けて驚く事が私にもありました。
何でも知ってるはずだと思っていて、旅先での友の
癖を見付けて驚く事が私にもありました。
29 春が来るのらりくらりは仕舞い込む
暖かく成るって来ると、のらりくらりする理由が
見つからず、動かない理由がなく為りますね。
見つからず、動かない理由がなく為りますね。
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蝸牛さんの2月の作品
5 娘との誤解は解けぬ薄氷 【蝸牛】
15薄らと良き日に掛る冬の虹 【蝸牛】
25鶯や啼き声遥か口真似る 【蝸牛】