②祥雲選【3、8、9、10、14、30】
3 行く先に草萌色の風の道
「草萌色の風の道」に惹かれました。優しい風が
吹き抜けるような繊細な感覚が優れています。
8 寝ころべば今も少年草萌ゆる
吹き抜けるような繊細な感覚が優れています。
8 寝ころべば今も少年草萌ゆる
「草萌ゆる」に「今も少年」が効いています。
草のような少年の頃の回想句でしょうか。
草のような少年の頃の回想句でしょうか。
9 草萌や俊足競う子らの声
「草萌や」に「俊足競う」が効いています。
私も中長距離ランナーでしたので共感できます。
10 草萌ゆる母に寄り添ふ栗毛駒
「草萌ゆる」に「栗毛駒」が効いています。
母に寄り添う子馬を愛情豊かに詠んでいます。
母に寄り添う子馬を愛情豊かに詠んでいます。
14 夜ノ森の桜に託す帰郷かな
夜の森の桜に託して帰郷できない心情を詠んだ
句でしょうか。余韻深々とした良句です。
句でしょうか。余韻深々とした良句です。
30 花冷えの田仕事急ぐ老夫婦
「花冷え」に「老夫婦」が効いています。
田仕事を急いでいた私の亡き両親を思い出します。
田仕事を急いでいた私の亡き両親を思い出します。
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祥雲さんの投稿句
②下萌の淡き緑の牧場かな 【祥雲】
⑫乳含む吾子の瞳の桜かな 【祥雲】
22花冷や小糠の雨の玻璃を打ち 【祥雲】
32行く春やSL遥か遠ざかり 【祥雲】
⑫乳含む吾子の瞳の桜かな 【祥雲】
22花冷や小糠の雨の玻璃を打ち 【祥雲】
32行く春やSL遥か遠ざかり 【祥雲】