先月投稿時、牛郎さんからこんなメールをいただきました。とても胸打つ内容で
すでにご存じの方もあるかもしれませんが、小学生俳人のことについて描かれて
ありますので、牛郎さんにお断りしてメールを載せることにしました。
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今朝の愛読紙「ひと」欄に、初の句集を出した小学生俳人。
小林 凛さんの記事を読んで、投句止めたくなりました。
彼は944グラムの未熟児で生まれ、他の子より腕力が弱く、
小学校に入っていじめをを受け始め、耐えきれない時は学校
に行くのを止めた。
休学中は祖母が外に連れ出した。動植物を見て、自然と口に
ついて出たのは、幼稚園の頃から絵本で親しんだ俳句だった。
9歳で朝日俳壇に初投稿した句が、5千通の中から選ばれた。
「紅葉で神が染めたる天地かな」
「生まれしを幸かと聞かれ春の宵」
「いじめられ行きたし行けぬ春の雨」
「ランドセル俳人の五・七・五」
101歳の日野原重明さんが推薦文を寄せた。
一年前に「百歳は僕の十倍天高し」と言う句を送って
以来の縁らしい。
この春、6年生になり、9か月ぶりに登校をを始めた。
本が出て自信になったから、最近になって、いじめっ子
の一が謝ってきた。そのうれしさから
「仲直り桜吹雪の奇跡かな」
読み終わり、爺は恥ずかしい事に気が付いた、
小学生に励まされ、俳句を続ける事にしようと。 (牛郎)
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