顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第80回 26年7月投稿作品

 7月の投稿作品がそろいましたので、お送りします。お忙しい中
 ありがとうございました。
 気に入った6句をえらび、8月1日までkarakoro575@yahoo.co.jp
  まで、作品番号(できる方は選んだ理由感想)をお送りください。
 転記間違いなど気づいたことがありましたら、メール、あるいは
 コメント欄にてご連絡ください。
 
 
 
番号    作品

1 低すぎる空に蹴り突き雲の峰 
2 生垣の濃すぎる色にかたつむり
3 一匹の蟻が寝具で歩き出す
4 竿担ぎ父と眺めし雲の峰
5 あわてない一休さんやかたつむり
6 幼子の瞳に懸かる虹の橋
7 地獄谷抱え込みたる雲の峰
左巻き右巻きどちらかたつむり
9 揺れていて芯のぶれない花菖蒲
10 少年の夢はまだある雲の峰
11 向かい合い童に戻るかたつむり
12 ノウゼンの垂れてさわやか朝まだき
13 雲の峰八幡太郎の力得て
14 かたつむり雨を恋しくなりにけり  
15 大噴水迷ふことなく天を突き
16 まぶしさや摩天楼突く雲の峰
17 姿見ぬ今は昔のかたつむり
18 掌紋をかすかに照らす蛍かな
19 雲の峰人岩に居て仰ぐなり
20 許すとはポッケに隠すかたつむり
21 朝焼けや老いを知り初め尚赤し
22 雲の峰こんな大人になりました
23 蝸牛パソコンに人溺れたる
24 ゼッケンをペダルで揺らし夏の海
25 やいと跡隠すことなく雲の峰
26 かたつむり墓の居心地いかがです
27 夏休み孫に教えること多き