顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第91回 27年6月の投稿作品

番号 作品 
 
 1 水槽の祭りの金魚三代目
 
 2 小心な芸人金魚のまなこして
 
 3 幼子や金魚の前で固まりぬ

 4 金魚とて休みとりたき午後もある 
 
 5 掬はれて金魚別れを知らずして
 
 6 どの児にも一尾を買いし金魚かな

 7 内緒話知らぬふりする金魚かな
 
 8 さくらんぼ昔の仲に戻りけり
 
 9 夏山に骨美しく透かしおり

 10 夏帽子サークルストーンの真ん中に

 11 夏至の日にのんびりしたる心地かな

 12 鶯の頼りなく告げる東雲

 13 滝落ちて千の祈りの弾けとぶ

 14 青田見て恥じ入る気持ち吹っ切れし
 
 15 長男は豆だけ残す豆ご飯

 16 かむほどに母の豆飯ほの甘く

 17 コンビニの豆飯結び手が伸びる

 18 冷えてなお深き香りや豆の飯 
 
 19 不戦と言ふ誓い忘れず豆の飯
 
 20豆飯を喰って眠気に身をまかす
 
 21豆飯を湯気もろともに食べにけり

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22 玄関の金魚の口に挨拶す

23 大釜の豆飯嬉々と大家族

24 夏川やドレミファ橋をポンポンと



遅くなりましたが、6月の作品を載せることができてうれしく思います。
連絡のつかない方、体調不良な方もいらっしゃり、参加作品が少ないので
4句選にしたいと思います。4句を選んでkarakoro575@yahoo.co.jp
まで、3日以内に番号と できる方は感想、選評をよろしくお願いいたします。