顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第95回 10月の投稿作品

作品番号        作     品 

 1   粗朶くべる釜の煙や秋深し            粗朶(そだ)

 2   秋深し眠りしままの古時計

 3   朝起きに一枚羽織る秋深し

 4   秋深し宇治の白波色を添え

 5   秋深し手酌二合のエピローグ

 6    こだまする少年野球秋深し

 7   秋深しバドミントンの人多し 

 8   山寺へ千歩の覚悟秋深し

 9   ハモニカの童謡懐かし秋澄みぬ

10  銀鱗のきらめく水面秋澄めリ

11  秋澄や突っ掛け濡れる畔の道

12  木魚あり秋澄む古都の萬福寺 

13  秋澄むや行けば喜ぶ人が居る 

14  こだまする少年野球秋深し

15  強風が秋澄む空を押し上げる 

16  秋澄みて鐘の余韻や浄仙寺

17  ホッチャレの力尽きたる秋惜しむ

18  ゆりかごのつぶらな瞳芋の露

19  長老に仕込みを習いにごり酒

20  月が出る古今東西秋の夜

21  行く秋や風唸る日の木の梢 

22  月満ちる己の影の小ささよ

23  芋の茎芋と一緒に味噌塗れ        味噌塗れ(みそまみれ)

24  一つ捨て二つ買い足し秋に入る




            

遅ればせながら、第95回10月の作品がそろいました。いつもの通り、選句6句を11月2日までにお送りください。お気に入りの作品番号と、できる方は句評、感想など、添えてよろしくお願いいたします。選句の宛先はkarakoro575@yahoo.co.jpです。