顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第130回  10月句会 (選句・感想・選評・作者)

番号   作品 (選者)        作者

 
     歌 法
1        母抱いて折れそうな骨菊日和   【牛朗】 


    

     歌 駒

2       妻と来て銀木犀の香を喫す     【祥雲】
 


    
3     ハロウィンの騒ぎ見つめし交差点   【法被衣】
 

4      靴音にかすむ月夜の散歩かな     【一駒】
  


5      晩秋や歩幅の狭きウオーキング    【歌子】
  


6      川風の通り道ありつるし柿      【牛朗】
  


    

7      皮剥けば風に渋飛ぶつるし柿     【一駒】
  


    歌◎ 駒 牛◎
8     荷を解けば母の手製の吊るし柿    【祥雲】


     祥

9     軒先もさも重たかろうつるし柿   【法被衣】


    祥 法◎

10    連峰を借景にしてつるし柿     【歌子】


    
11 一服のカフェの窓辺に帰り花    【祥雲】 


    牛
12    深山に独り匂いつ帰り花      【法被衣】


    
13   帰り花咲いて迷路の古希の道    【一駒】 
 


    祥◎ 駒◎ 法 牛
14  しわしわもしみもいとしき帰り花  【歌子】
 


    
15   帰り花猫の棲みつく留守空き家  【牛朗】