１ 湯たんぽや夢中に母のにこやかに
２ 天の吐く息すさまじき寒波来る
４ 一月の色無き木々に雨煙る
５ ケーキ買ひけふは一月十八
６ 赤龍の昇るやどんどどうと燃ゆ
７ 雪空へ龍のまれゆく左義長祭
８ 暁闇の寒波を衝いて七千歩
９ 湯たんぽやぬくもりにしがみつく朝
１０ 左義長や若い衆女装火の柱
１１ 独り寝の猫の湯たんぽ名はみいちゃん
１２ 左義長か夜空を焦し燃える家
１３ 左義長や火の粉の天に召され行く
１４ 湯たんぽに群れ集るひよこ人馴れず
１６ 初場所や響く呼び出しふれ太鼓
１７ ゆらゆらと寒波吸い込む露天風呂
１８ 初場所や声援のなきカーラジオ
１９ 初場所や贔屓力士の勇み足
２０ 一月でコロナ禍はやも丸二年
２１ 一人寝や湯たんぽ抱いて夢散歩
２２ 追いつかぬ老いの早さよ一月尽
２３ 一月や暦がピカリ誕生日
２４ 寒波の報小瓶の地酒セット買う
２５ 爺いにも保湿クリーム寒波来る
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2022年（令和4年） 1月句会
年が明けたと思いましたら、あっという間に時間が過ぎてしまい、驚くばかりです。
さて、一月の作品がそろいましたので予定より一日早いですが、晴れやかな気持ちで
句会開催いたします。1月27日までに、４選句、感想などお送りください。
お気に入りの句の番号と感想をよろしくお願いいたします。
送り先 haikude575@yahoo.co.jp
1月29日必着
