顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

真珠牛郎選  第22回

● 真珠牛郎選【1,15,21, 50.45】




1、 月仰ぎうさぎを探す無垢心      

    頂きました、数十年前にアポロが着陸したり、

    最近では国産月探査機「かぐや」が行ったり

    する身近な月になりましたが、幾つになって

    もウサギを探したいものです。




15、 蜩や今日は終いと靴を脱ぐ    

    頂きました、宮使いを終えて百姓になって自然

    に親しんで5年の気持ちを詠んでもらった句と

    思いました。





21、 野分けにも実りを待ちし稲ほかな  

     頂きました、稲刈りの頃は台風の季節です、

     農家は実りを待ち、台風の被害の無い事を祈る

     のです。





50、霧や来る無地の世界を引き連れて     

    頂きました、寒くなると朝霧が発生する事が多

    くなります、辺り一面布で覆われた表現気に入

    りました。





45、たっぷりの味噌汁ですくすく老いる    

    頂きました、すくすく老いたいと願いをこめて。

    どうしても、頂きたい句を、

    42、腹空かし野分の様な孫が来る 

    核家族化が進み、孫もなかなか寄り付かない昨今、

    野分の様な孫が増えると良い世の中に成る様な気がします。