●牛郎選
企業戦士だった詠み人の気持ちよく判ります、頂きました。
25.父の日に集う子もなし妻もなし
年々、父の日が侘しくなりますねぇ、頂きました。
40.着て出れば恥ずかし毛脛のなま白し
甚平が詠まれていないのですが、自分の経験からも思わず頂きました。
55.蚊遣り火の煙ゆらして立ち去りぬ
この時期蚊取りはやっぱり渦巻き香取が様になります、頂きました。
71.電柱の片陰借りて待つ信号
日陰の無い路上、電柱の陰に感心しました、頂きました。
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●真珠牛郎作
8ビヤホール一人我慢のウーロン茶 【牛朗】
21父の日に待ちくたびれる宅急便 【牛朗】
34思い出す蛍はなした蚊帳の中 【牛朗】
48亡き父の甚平着込み詰め将棋 【牛朗】
61蚊取り下げおそるおそると藪に入る【牛朗】
73片陰をもとめて急ぐ帰り道 【牛朗】
21父の日に待ちくたびれる宅急便 【牛朗】
34思い出す蛍はなした蚊帳の中 【牛朗】
48亡き父の甚平着込み詰め将棋 【牛朗】
61蚊取り下げおそるおそると藪に入る【牛朗】
73片陰をもとめて急ぐ帰り道 【牛朗】