顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

牛郎選  第34回

●牛朗選  【1.9.18.32.42.】
 
1.夕映えを吸いて色増す唐辛子
 
  田舎の婆ちゃんが夕方干していた唐辛子を
 
  採り入れていた時の「赤」の鮮やかな事、頂きました。
 

 
9.炒め物妻の牛耳る唐辛子
 
  昔、夫婦喧嘩をした夕食のマーボ豆腐の味が何時もの
 
  数倍辛かった事思い出し、頂きました。
 

 
18.枝豆の尽きてジョッキがやや重く
 
  呑み助の気持ちが良く判ります、頂きました。
 

 
32.土手をゆく人は花野に驚きて
 
  あちら、こちらから歓声が聞こえてくる様子、
 
  頂きました。
 
 

42.週末の里は田を焼く煙這う
 
  最近の農村風景が目に浮かびます、頂きました。
 
 
 
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●牛郎さんの作品
 
11.軒下に逆さ吊りされ唐辛子   【牛朗】
 
23.道の駅はしり枝豆奪い合い   【牛朗】
 
35.目の前に伊吹の花野あふれ咲き 【牛朗】
 
45.右耳は虫の音かくれ鳴きやまず 【牛朗】