●萍漂子選 【2.6.12.28】
2 津軽路は薄墨色や秋時雨
これから向かう厳しい冬を予感させられます。
6 常臥の窓に訪う小鳥影
<感想>
小鳥たちは見舞にやってきたのでしょうか。臥せっている人はきっと、
小鳥たちは見舞にやってきたのでしょうか。臥せっている人はきっと、
心癒されていることでしょう。
12 玻璃越しに狭庭の小鳥飽かず見る
<感想>
豊かな時間を持っていらっしゃいますね。
豊かな時間を持っていらっしゃいますね。
28 鰯雲語れぬ罪のひとつあり
<感想>
今回、心に引っかかった句です。
「語れぬ」ことは「聞いてはならぬ」ことでしょう。
今回、心に引っかかった句です。
「語れぬ」ことは「聞いてはならぬ」ことでしょう。
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素敵な句ですね。5句選ならば…、と思いました。
27 遠山に薄紅の色秋時雨
<感想>
一雨ごとに紅葉が山を登っていきます。雨が上がり晴れたら
一雨ごとに紅葉が山を登っていきます。雨が上がり晴れたら
色鮮やかなことでしょう。
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8萍漂子作 (10月20日)
8酒のあて厨に炊けば秋時雨 【萍漂子】
19.夜勤明け小鳥の声に邪魔されて 【萍漂子】
30.銀杏を拾う媼は腰伸ばし 【萍漂子】