顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

蝸牛さん選 第37回

●蝸牛選【 2・14 ・37・43・63 ・64・76】
  
        2   この月日押され流され年の暮れ 
     此の句の通り、流されて月日が経ちました。

 
  14  幼子は目貼りに指を隙間風
     子共が面白半分に手で触ってる様子が可愛いいです。
 
  37  寒き日を待ちて白菜漬けそこね
     白菜漬けに挑戦した時の事を思い出しました。
 
  
43  着膨れの影戯るる親子かな
     微笑ましい親子の影が見えてきます。
     
  
63  ゆるびたる脚の炬燵や老い二人
     
     亡き祖父母の家の炬燵がそうでした。
     
     とても懐かしい風景が思い出されます。
 
76   昔日の父母の作りし晦日蕎麦 
     
     亡き祖母が良く手打ち蕎麦を打ってました。
     
     懐かしい味を思い出します。
 

64  忘年会こもごも悲喜を併せ呑む
     
     この気持ちは良く分かる気がします。
     
     お疲れ様と声を掛けたく為ります。
 
 
 
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3●蝸牛さんの作品 12月16日

3  歳の暮れ流れる曲の忙しなさ   【蝸牛】
 
16 隙間風吹けば飛ばせり風と消え  【蝸牛】
 
29 白菜や巻いて育てて上手知る   【蝸牛】
 
42 着ぶくれと裾の鼻みず懐かしや  【蝸牛】
 
54 小夜更けの炬燵に足や小宇宙   【蝸牛】
 
66 下戸悲し忘年会費みな同じ    【蝸牛】
 
78 年越しの蕎麦の長さは月日かな  【蝸牛】