●蝸牛選【 2・14 ・37・43・63 ・64・76】
2 この月日押され流され年の暮れ
2 この月日押され流され年の暮れ
此の句の通り、流されて月日が経ちました。
14 幼子は目貼りに指を隙間風
子共が面白半分に手で触ってる様子が可愛いいです。
37 寒き日を待ちて白菜漬けそこね
白菜漬けに挑戦した時の事を思い出しました。
43 着膨れの影戯るる親子かな
微笑ましい親子の影が見えてきます。
63 ゆるびたる脚の炬燵や老い二人
亡き祖父母の家の炬燵がそうでした。
とても懐かしい風景が思い出されます。
亡き祖父母の家の炬燵がそうでした。
とても懐かしい風景が思い出されます。
64 忘年会こもごも悲喜を併せ呑む
この気持ちは良く分かる気がします。
お疲れ様と声を掛けたく為ります。
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3●蝸牛さんの作品 12月16日
3 歳の暮れ流れる曲の忙しなさ 【蝸牛】
16 隙間風吹けば飛ばせり風と消え 【蝸牛】
29 白菜や巻いて育てて上手知る 【蝸牛】
42 着ぶくれと裾の鼻みず懐かしや 【蝸牛】
54 小夜更けの炬燵に足や小宇宙 【蝸牛】
66 下戸悲し忘年会費みな同じ 【蝸牛】
78 年越しの蕎麦の長さは月日かな 【蝸牛】