顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

流れ雲さん選 第37回

●流れ雲選 【2,15、19、30、49、63、81】
 
  2, この月日押され流され年の暮れ 
 
       月日のたつのも早いものだと
    あっと言う間にすぎた歳の暮れを思わせる句ですね
 
 
  15, ひとり寝の夜具の衿引くすきまかぜ
 
    一人寝の侘しさがかんじられる句ですね
 
 
  19, 隙間風淋しくないと強がって
 
    寂しさの中に負けるもんかと思わせる句ですね
 
 
  30, 白菜の精ごと包む古新聞
 
    どこかにあげるのでしょうね一生懸命に包むのが
    目に浮かびます
 
 
  49, 着ぶくれた母が手を引く半ズボン
 
    寒がりの母と寒さに強いお子さんがみえますね
    ほほえましいね^^
 
 
  63, ゆるびたる脚の炬燵や老い二人
 
    ずっと人生を共にしてきたご夫婦なんでしょう
     とてもいい句ですね
 
 
  81, 鐘の音や年越し蕎麦の汁苦し 
 
    除夜の鐘が遠くできこえてて色々あったと
    思わせる句ですね
 
 
 
 
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13●ながれ雲さん作品     12月22日
 
 
13 今年こそなにも出来ずに歳のくれ【流れ雲】
 
26 隙間風妻は換気と笑い顔    【流れ雲】
 
39 4つに割り白菜つけて自慢顔  【流れ雲】
 
51 着膨れていつもと違う妻がいて 【流れ雲】