顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

祥雲さん選&作品

②祥雲さん選 【2、7、11、14、23】
 
 2 童去り手袋ひとつ雪まつり
   「手袋一つ」が効いている、雪まつりで最前まで嬉々として
   遊んでいた童の様子の余韻の残る良句です。
 
 7 ため息も吸い込まれてや雪まつり
   雪まつり雪像の見事さが「ため息も吸い込まれてや」に巧く
   表現されている良句です。
  
 
11 鱈汁を頬張り外は吹雪けり
   吹雪く戸外の様子を気に掛けながらの熱々の鱈汁での夕餉の
   団欒の様子が彷彿として良いと思います。

 
14 露天風呂吹雪の中に顔三つ
   この顔は猿の顔でしょうか。吹雪く中露天風呂に入っている
   猿の家族の心温まる絵のような景の句で、良いと思います。
  
   
 
23 雲水の素足に草鞋日脚伸ぶ
  「雲水の素足に草鞋」に惹かれました。厳しい修行をする雲水の身にも
   春の気配が感じられる良句です。 
 
 
 
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祥雲さんの作品
 
 4 スサノオの八岐大蛇や雪まつり 【祥雲】
13 日本海吹雪眺めし帰郷かな   【祥雲】
24 糸を繰る祖母の背中や日脚伸ぶ【祥雲】