顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

祥雲さん選

祥雲さん選 【2,4,5,6,23】
 
2 頬赤く貝をすする子蜆汁
  寒い晩に頬を赤くして熱々の蜆汁を啜った子供の頃を
  思い出します。共感の選です。
 
4 白魚にあいさつをして握り寿司
  旬の白魚の透明な儚き命に感謝して、握り出す寿司職人の
  人柄が伺える良句です。
 
5 里山の霞に埋もれ朝ごはん
  慎ましやかで幸せ感漂う里山の朝ごはんの景が浮かびます。
  残したい日本の情景に強く惹かれました。
 
6 白梅や土俵に凛と立行司
  国技館の周囲には香り高い白梅が咲いていたのでしょうか。
  勝負には白梅が良く似合い、立行司の凛とした装束姿が浮かびます。
 
23春光や手水四方に飛び散りぬ
  寺社の手水を使う時などまさにこの景ですね。春光に煌めく手水が
  飛び散る様が目に浮かびます。
 
 
 
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祥雲さんの作品
 
21 春光を蹴る児のあんよ乳母車 【祥雲】
11 飛燕めく片栗の花ゆかしかる  【祥雲】
 3 懇ろな鍬の手入れや土恋し   【祥雲】