②歌子選【3,4,14,15,20,23,】
3 紅の口尖らせつぼみ寒椿
ほんと、寒椿のつぼみ、こんな感じですね。
つぼみと言わなくても、紅の口尖らせ・・で蕾とわかるので
蕾を省略してもいいような気がしますが、どうでしょうか。
つぼみと言わなくても、紅の口尖らせ・・で蕾とわかるので
蕾を省略してもいいような気がしますが、どうでしょうか。
4 きょうの日や明日は知らずも寒椿
易しい言葉遣いながら、深い英知が感じられ聖書の中の
「野の花 空の鳥」を引き合いにされた言葉を思い出しました。
http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/kiyofu/kiyofu24soranotori.htm
「野の花 空の鳥」を引き合いにされた言葉を思い出しました。
http://www1.ocn.ne.jp/~koinonia/kiyofu/kiyofu24soranotori.htm
15 嫁ぐ娘(こ)の白無垢姿白障子
映画のワンシーンでも観るような美しさ、真っ新な白障子と
白無垢の清廉さが、張り詰めた思いと切なさを醸しだしており、
今にもこぼれ落ちそうな両親の目裏の涙さえ見えてくるような
気がします。
白無垢の清廉さが、張り詰めた思いと切なさを醸しだしており、
今にもこぼれ落ちそうな両親の目裏の涙さえ見えてくるような
気がします。
20 仲良しの指キツネ映す障子かな
昔よくやりました。懐かしくかわいらしい句だと思いました。
指で狐の影絵をやっているというのがわかりますから、字余り
にもなりますのであえて「指」を出さなくてもいいのではない
でしょうか。
指で狐の影絵をやっているというのがわかりますから、字余り
にもなりますのであえて「指」を出さなくてもいいのではない
でしょうか。
23 ポケットに読みかけの本日脚伸ぶ
場所は待ち合わせの公園でしょうか。駅でしょうか。
それとも帰宅するには、まだもったいないくらい明るいので
帰宅前にちょっと立ち寄ったスタバでしょうか。
読みかけの単行本をポケットから出して読んで居る・・・
知的な熟年の余裕。。いいですね~~。
それとも帰宅するには、まだもったいないくらい明るいので
帰宅前にちょっと立ち寄ったスタバでしょうか。
読みかけの単行本をポケットから出して読んで居る・・・
知的な熟年の余裕。。いいですね~~。