顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第77回 4月 法被衣さん選&作品

法被衣さん選 (32、 19、 7、 1、 5、 13)
 
32  産声や窓にふうわり春の雪 
ふうわり窓の雪がなんともいい感じ。

19 のどけしや胸にくぐもる鳩の声
くぐもるとあの鳩の声がぴったり重なります。

7 写真立て又一つ増え春の星
うれしい写真なのか悲しい写真なのか想像が膨らみます。

 
1 春星や賢治を乗せて夜汽車行く
 
銀河鉄道の夜というと夏のイメージがありますが春の
ぼやっとした感じもまたよろし。
 
 
5 風呂上り田の水止めし春の星
夜でも風呂上がりのまま外に出れる季節になった喜びがあります。
 
13 子供らの石蹴りの跡夏近し
子どもたちの遊びの余韻がり面白いです。
石蹴りは子供がやるものなので子供らは言い過ぎかも。
そこで盗作
誰もいぬ石蹴りの跡夏近し
 
 

 
★★法被衣さんの作品
 
6 目をこらし三つ四つ五つ春の星     【法被衣】
15 長閑なり本を枕に斜め読み       【法被衣】
24 二重橋先行く旗や夏近し         【法被衣】
29 ぶらんこや子どもになりて揺れてみる 【法被衣】