顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第83回 10月 法被衣さん選&作品

法被衣さん選【10、22、3、1、19、24】

10 一湾にさざめき零る星月夜
    大きな光景。

22 蔦紅葉早々大樹へ陽の光
    逆光が美しい蔦紅葉の景でしょうか。

3 浮子にらみ当たり知らせる月揺れる
    夜釣りでしょうか、静かな風情。
    もう少しことばの整理ができそうな気がします。

1 赤き月こぞつて仰ぐ地球の子
    皆一様に空を眺めていました、皆既月食

19 海峡の風は止まずや星月夜
    恐ろしい程の夜空の光景。

24 集落の廃屋隠す蔦紅葉
    モノクロームの廃屋と鮮やかな紅葉の取り合わせ。
    人は滅び自然は栄える?

 
 
法被衣さんの10月の作品

    わらべ歌口ずさみてや星月夜 【法被衣】
    赤い月待ちわぶ顔の並びおり 【法被衣】
    納骨や快晴の下蔦紅葉    【法被衣】