久しぶりに雨が上がり、日が差してむっと暑くなったと思ったら、突然蝉の鳴き声がしました。どこにいるかわかりませんでしたが、声のするほうにスマホを向け、網戸越しに録音しだしたら、私めがけて大きな蝉が勢いよく飛んできたので、驚いてスマホを放り投げてしまいました。スマホをメスと間違えたものでしょうか。
さて、7月句会は「暑気払い」「百合」「風鈴」「当季雑詠」の4句でしたが、牛郎さんの下記の句が高点句でした。おめでとうございます。
親戚の子の様に来る雨蛙 【牛郎】
祥雲さん選◎ 雨蛙の様子がとても可愛らしく表現された良句で
す。
歌子選 雨蛙が出てくるのを、「親戚の子のように」と
は、たとえが愛らしすぎて笑いがこぼれました。
作者のやさしいまなざしが感じられ、人間関係が
濃厚だったいい時代のことにさかのぼって優しい
気持ちになりました。とても素敵な句です。
法被衣さん選◎ 雨蛙に親戚の子のイメージをダブらせているとこ
ろが巧みです。
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8月の兼題は牛郎さん、いつものようにこのコメント欄に書き込みお願いいたします。
第152回 8月句会の兼題
牛郎さんより 【①夏の果 】【② 蜻蛉 】