北国は、まだまだ寒いものの、一雨ごとに、雪の山も目に見えて解けだし、春への期待が大きく膨らんできました。
さて、編集ご報告がすっかり遅れて、ご心配おかけしたことと思います。申し訳ありませんでした。3月句会の投稿作品の締め切りは、3月25日ですので、あと2週間で、句作5句、頑張りましょう。ちょっと無謀かとも思いましたが、このメンバーなら、軽くクリアできることと楽しみにしております。
さて、2月句会のご報告です。高点句は3人同点で下記の句でした。
1 碧空の雲に消えゆく告天子【祥雲】
( 牛郎 法被衣 ◎歌子 4点 )
3 庭にいで胸の奥まで春めきぬ【法被衣】
(◎ 祥雲 一駒 歌子 4点 )
9 赤子より育てし孫や十二の春【歌子】
(◎ 牛郎 ◎一駒 4点 )
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私が選んだ2月の二重丸句
★祥雲が選んだ二重丸句
庭にいで胸の奥まで春めきぬ【法被衣】
庭の植物や動物などの小さな蠢きに気づいた
感動がひしひしと伝わってきます。
★牛郎が選んだ二重丸句
赤子より育てし孫や十二の春 【歌子】
事情は判りませんが、作者の苦労が報われた
満足感が伝わる句に感動。
★あらまち一駒が選んだ二重丸句
赤子より育てし孫や十二の春 【歌子】
どんなにか愛しくもう手を離して良いかなが十二の春
に込められてとっても良いと思いました。
★歌子が選んだ二重丸句
碧空の雲に消えゆく告天子【祥雲】
そこまで高く飛ばなくてもと思うほど
高いところまで高くまっすぐとび上から
雲雀は子供を見守っているんですね。
視界の高さ広さ、雲雀の響き渡る鳴き声
五感が刺激される美しい句
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3月句会の兼題は
【 干潟 】 【 林檎の花 】 【 猫の子 】【 新学期 】【 4月馬鹿 】
各一句づつ計5句となります。締め切りは3月25日 haikude575@yahoo.co.jp
お待ちしております。