顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

2023年10月投稿作品

1
結婚式空は秋晴れ上の空
2
東大の銀杏落葉を踏みしめる
3
落鮎や簗でバク転水しぶき
4
ぽくぽくの木魚の音や萩日和
5
見送りて早ひととせの秋彼岸
6
長雨に断捨離五袋雨あがる
7
木の葉髪肩払ふ手に老いの影
8
ゆるゆると老いの坂道帰り花
9
子らはしゃぎ銀杏落葉蹴り走る
10
境内は銀杏落葉の一つ色
11
銀杏落葉童は駆けり犬のごと
12
銀杏落葉樹齢の深さ踏みしめる
13
秋晴や施無畏与願の観世音
14
秋晴やろくろ鉋の削り音
15
秋晴れを隅まで吸ふや土手の上
16
秋晴れや五千歩刻む万歩計 
17
白壁の杉玉つげる新酒かな
18
跡取りの娘杜氏の新酒かな
19
蔵の菌杜氏の訛りで新酒かな
20
新酒利く神妙な面(つら)赤ら顔
21
こだわりの新酒一杯神棚へ
22
産み終えて落鮎生を全うす
23
落鮎や小屋に古りたる袋たも
24
落鮎やきらめき描く竿の先
25
鮎落ちて白神の水飛沫あぐ   
 
ようやく秋めいてきました。皆様お元気でしょうか。
遅くなりましたが、10月句会の作品がそろいましたので、お届けします。
互選四句で(特選一句、並選三句)、感想など一言添えてお願いいたします。
10月30日までに歌子の連絡先へお送りください。お待ちしております。