顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

かんな選  (第20回)

●かんな選【3,8,10,13,23】




3: 蓮の花亀の目線で観てみたや

     亀はどこにいたのでしょうね~。水の中?石の上?

     どれ位の大きさの亀だったのでしょう?小亀?大亀?

     いろんな想像を掻き立ててくれる楽しい句ですね~




8: モネの庭青睡蓮に雨蛙

     青睡蓮の鮮やかなブルーと雨蛙のグリーン

     色の取り合わせがステキで、なんてきれいな句なんでしょう。



10: 門提灯連なる先の盆踊り

     暗闇に提灯の灯りが連なっている先には沢山の提灯と沢山の人が踊っ
て 
       
     いる。闇から光へ・・想像をかきたてる良い句だと思います。



13: 提灯も祭囃子に揺れるかな

     もうじき高知もよさこい祭りが始まります。商店街に提灯が

     吊られその前を踊り子が鳴子を両手に持って踊りながら通りすぎる。

     そのような光景がうかんできました。



23: 風鈴の如くなりたや風まかせ

     思わずうんうんとうなずいてしまいました。

     今の世の中忙しすぎですものね。

     風まかせなんていいですね~






●かんな作


31 初恋はきままなおんな蓮の花 【かんな】
 
34吊忍在りし日の母の声【かんな】

36夏祭り提灯燈し船は出る【かんな】