お待たせしました。21回目の作品がそろいましたので発表いたします。
兼題は 鳳仙花（歌子） 雲（J次郎２） 枝豆（法被依）
8月（牛郎） 緑陰（しらぶる） でした。
今回は新人さんが一句だけですが参加してくださいました。
是非、今後も続けて投稿していただけると嬉しく思います。
投稿してくださった方は、選句の方もよろしくお願いいたします。
5句の選句と選評を ８月２５日までよろしくお願いします。
選句送り先 karako06@yahoo.co.jp
選句締め切り ８月２６日（水）
１ ８月や我を生みし母有難く
２ 弾ければ六十路かるがる鳳仙花
３ 書いてすぐ閉じた日記の鳳仙花
４ 鳳仙花葉の日傘差す艶やかさ
５ こけた日は無欲な雲と漂いぬ
６ この棟につまくれなゐの弾く様
７ 枝豆を買って家路急ぎ足
８ 歌詞にては寂し侘しの鳳仙花
９ 八月の六日に祈る祖父の故郷
１０ 八本の手が行く先に枝豆が
１１ ほうせんか種飛ばした日走馬灯
１２ 弾けきれぬ身を持て余す鳳仙花
１３ 我が行方自分で探す八月尽
１４ 八月や広島の友便り在り
１５ 鳳仙花ままごと遊び赤き爪
１６ 反戦の思い新たに八月や
１７ ひまわりがみな見上げてる入道雲
１８ 枝豆や祝いの席で国自慢
１９ 点滴の向こうにみえる入道雲
２０ 靴脱ぎて枝豆食みし子ら憩うふ
２１ 力尽き日照不足の枯れ枝豆
２２ 颯爽と青いキャンバス秋の雲
２３ 入道とピカチューの雲戯れリ
２４ 八月の空にまどろむ昼の月
２５ 緑陰を求めし足が笑ってる
２６ 八月やサイレン長し目を閉じぬ
２７ 薬草の花が薬か秋の蝶
２８ ヨーイドン玉も弾ける鳳仙花
２９ くもながむ齢を忘る白き日に
３０ 退院の8月の空晴れ渡る
３１ 枝豆や無我の境地で頬張りし
３２ 枝豆の一粒跳びし畳かな
３３ 涼風にたんと枝豆茹で上がる
３４ 政治屋に我慢できない鳳仙花
３５ 枝豆は皿よりこぼれてエメラルド
３６ 緑陰にチャンスを待って指にマメ
３７ 息粗く緑陰めがけ走る犬
３８ 写生会緑陰に皆集まりぬ
３９ 緑陰や部活の響き乾く声
４０ 緑陰に舌で息せり犬一頭
４１ 緑陰の光さえぎる別天地
４２ 想い出や母を見送るいわし雲
４３ 総出して弁当にしよその緑陰
４４ もう出るのあわてん坊の鰯雲
４５ 八月や宿題の山一つづつ
４６ 蝉ひとつ望み遂げたか灼けた道
４７ 子の為にパーをだしてる鳳仙花
４８ 秋の雲集めて蒼し八甲田
４９ 天も地もぎらぎらぎらぎらオニヤンマ
５０ 緑陰の墓前に合掌石静か
（追記 後で送られてきたので
記録もれしていました。）
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