顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

かんな選&作品(27回)

●かんな選 【16,25、44,45、47】


今日で2月も終わりですね。

今日の高知は暑い位の一日でした。

今月はなんか得に選句が難しかったような気がします。


16  二浪して母の手離れ新入生
    
    受験のシーズンですね~。

    二浪して合格したものの不安や希望がいっぱい

    その気持ちがよく現れていて上手な句だと思いました。



25  剪定や鋏の音の心地良さ
    
    どこからか聞えてくる剪定鋏の音、

    きっと名人級の方なのでしょう。

    心地良さ がすごく素直に心に響きました。




44  豆撒きやなぜかいつでも爺が鬼

    毎年豆撒きするときはおじいちゃんが鬼役なんて・・・
    
    おじいちゃんの嬉しいような切ないような気持ちが

    とても素直に現れていてすーっと心に入ってきました。



45  そそくさと吹雪の夜に豆をまく

    雪国なればこそ出来る句ですね~

    吹雪なんて経験したことがないので解りませんが、

    寒いのでしょうね。

    そそくさと にそんな気持ちが読み取れるような気がしました。



47  コーヒーに年の豆添えモーニング

    なんか実際のそんな喫茶店がありそう~ですね。

    私も行ってみたい。でも豆だけでお腹が膨れそう。

    コミカルな句で気持ちも明るくなりそうです。







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●かんなの作品

12春の朝同行二人四国路の       【かんな】

18.お雛様うっとり見つめるりん2歳  【かんな】

32.枝伸びて剪定鋏さがしをり     【かんな】

41.古希の夫ジーパン姿で剪定す    【かんな】

52.叫ぶよう冬の稲妻走り去り     【かんな】

61.福寿草見たくて野道駆け上がる   【かんな】