顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

かたつむり選 第34回

●かたつむり選 【1・5・26・29・30】
 
   1 夕映えを吸いて色増す唐辛子  
 
    (夕映えを吸いて)の表現がとても好きで、唐辛子が意外に感じ
    
    綺麗で面白いと思います。
 
 
   5 唐辛子重なる艶の赤き山  
 
    夕焼けに染まる山と艶のある唐辛子は綺麗
 
    だと思います。

 
    想像するだけで美しさが伝わってきそうです。
 
  

 26  大花野三味の音風と戯るる 

    沢山の花々の中、吹く風の中での演奏なの
 
    でしょうか。

         風に乗り優しい音色が聞こえてきそうです。
            
 

 29 カメラマン花野の海を泳ぎおり   

     花の中に埋もれているカメラマンが目に
 
    浮かびます。

    何時だったか、そんな写真を見たのを
 
    思い出しました。
 
 
 
 30  ゆる風も嵐と揺れる花野かな  
 
    優しい風に吹かれ花々が揺れる様子
 
    でしょうか。

    ゆる風にも拘らず、激しく揺れる様子
 
    が感じとれます。
 
 
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かたつむりさんの作品
 
  7. 唐辛子吊るして見ればオブジェかな    【かたつむり】
 
 19. 枝豆の一粒零れ迷子かな          【かたつむり】
 
 31. 吹く風に誘われ親子花野ゆく        【かたつむり】
 
 43. 海を越え秋の風吹く街歩く          【かたつむり】