顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

法被衣さん選&作品

 
法被衣さん選 【13、17、16】
 
 
13 まず礼を捧げ鮎釣る人のゐて

   
これから鮎を釣らせていただく(鮎の命をいただく)という
   命に対する敬虔な気持ちが自然と共に生きる日本人の
   姿を表しているようです。
   釣果の多さを神に祈っての事とは思いたくありません・・・。
 
 
17 影差せば大口開けて燕の子 

  
親鳥が帰って来た時の様子を活写しています。
  鳥の世界でも親子の情があるように思えてなりません。
 
 
16 花時計集合場所は日の盛り

  炎天下の集合場所、ちょっと身が引けてしまいそうです。
  まぶしさと花の彩りに目を細めているのでしょうか。
 
 

気になった句
10 鮎映える川瀬に時をゆらぐかな

ゆらぐかな、の使い方はしないようです。
時のゆらぎかな
時はゆらぎおり
云々。

 
ついでに7月の兼題
【冷房(クーラー)】にてお願いいたします。
私事ですが7・4~7・23までスリランカに太鼓打ちに行ってます。
法被衣
 
 
 
 
 
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法被衣さんの作品
 
 
 7 冷やかしつ行き交う笑の夜店かな 【法被衣】
 
 8 せせらぎを背で聴きながら鮎を焼く 【法被衣】
 
 21 梅雨空やワイパーの音主役なり 【法被衣】