1 若葉雨微かに柳の風揺るる 【柚】
つ 牛 祥 法 辛
2 黄の帽子駆け寄ってくる若葉風 【歌子】
2 黄の帽子駆け寄ってくる若葉風 【歌子】
風
3 若葉冷歩いて丁度良しの道 【つゆき】
4 双翼をつけて飛ばばや若葉風 【祥雲】
歌 祥 風
5 畔塗りの水田に映える若葉かな 【牛朗】
歌 し 柚 法 辛
6 精霊の息吹満ちたる若葉かな 【羽林】
歌 祥 風
5 畔塗りの水田に映える若葉かな 【牛朗】
歌 し 柚 法 辛
6 精霊の息吹満ちたる若葉かな 【羽林】
し 牛 柚
7 エネルギー満たし明日への若葉かな 【法被衣】
つ 柚
8 ペダル踏む若葉の陰を映させて 【風葉】
祥 羽 柚
9 水滴の揺れて留まる若葉かな 【しらぶる】
7 エネルギー満たし明日への若葉かな 【法被衣】
つ 柚
8 ペダル踏む若葉の陰を映させて 【風葉】
祥 羽 柚
9 水滴の揺れて留まる若葉かな 【しらぶる】
歌 法 風
10 嬰児の拳が泳ぐ若葉風 【辛路】
つ 牛
11 寄居虫や波にたわむる子等の声 【柚】
辛 風
12 殻ひとつ脱げば大器に寄居虫かな 【歌子】
12 殻ひとつ脱げば大器に寄居虫かな 【歌子】
13 寄居虫の売場にたむろする子犬 【つゆき】
羽
14 もぞもぞとやどかり宿を移りけり 【祥雲】
14 もぞもぞとやどかり宿を移りけり 【祥雲】
15 やどかりやバケツをこする寝つけなや 【牛朗】
風
16 離婚話口裏合はす寄居虫かな 【羽林】
つ し 祥 柚
17 寄居虫の遠き思い出運び来る 【法被衣】
17 寄居虫の遠き思い出運び来る 【法被衣】
歌 羽 辛
18 ヤドカリの終の棲家の知らぬけり 【風葉】
19 宿借りの現場渡って巡る四季 【しらぶる】
牛 羽 柚 法
20 ヤドカリや身の丈ほどの影連れて 【辛路】
歌 し 法
21 一人来て見渡す限り桜草 【柚】
祥 辛
22 さくらそう朝の祈りの傍らに 【歌子】
牛
23 さくらそう踏まぬ様にと立ち止まる 【つゆき】
20 ヤドカリや身の丈ほどの影連れて 【辛路】
歌 し 法
21 一人来て見渡す限り桜草 【柚】
祥 辛
22 さくらそう朝の祈りの傍らに 【歌子】
牛
23 さくらそう踏まぬ様にと立ち止まる 【つゆき】
歌 つ し 羽 風
24 銀輪を止めて一服さくら草 【祥雲】
25 地植えして二倍華やぐさくらそう 【牛朗】