皆様、お久しぶりです。青森のほうは、もうすっかり雪景色になってしまいましたが
皆様のところはいかがでしょうか。
さて、お待たせしました。第１２回、『大根』 『立つ』 『当季雑詠』の作品が
集まりました。
今回は常連さん数名と、連絡がつかず、参加者は７人だけですが、選句のほうよろしくお願いします。
２２日より、函館のほうに出かけて留守にしますので、２４日までに選句４句お願いします。
送り先は、いつもどおり、
aoi_blues@yahoo.co.jp
まで、選評もよろしくお願いしますね～～～。選句、選評は、できたら。。。で結構ですので。
1 池の鳥枝たつ鳥や五重塔
2 一病を忘れて踊る小春かな
3 寒風に落ち葉の行方気にかかる
4 珈琲の香の散るに手を添う隙間風
5 子の祝言間近き今日の小春かな
6 浅草寺けむりを浴びる菊花展
7 大根が干され津軽の匂ひする
8 大根と鴨がそろってひなたぼこ
9 大根や綱引きころげ千切れ雲
10 ただいまの声より先に土大根
11 立ち上がるたびどっこいしょと雪囲い
12 立ち入れば廃工場の蔦も枯れ
13 立ち姿だんだん丸くなる二人
14 笛吹けど立つも踊るも着ぶくれて
15 冬立って天使が飛ぶよ富士の山
16 冬の夜ガラス曇って影絵かな
17 塀垣に男所帯の干し大根
18 干大根冷風あびて一人前
19 ほろほろと箸先あやうしぶり大根
20 わびしさも炬燵ひとつのあたたかさ
21 大根が干されし軒下老夫婦
22 冬空に岩なでてみる立石寺
23 風呂吹きに箸の刀や妻の顔
24 妖しげなリズムギターに枯れ葉舞う
25 立ち座り花嫁の父神無月
26 旅立ちを止めるが如く流行風邪
