顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

第39回 作品、作者、選者一覧

今回は12名の投稿参加でした。
 
新しく風葉さんが加わりましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
選句につけるお名前が「風」だと風智さんとかさなりますし、「か」だと
 
かんなさんと重なるので勝手ながら「葉」にしました。
 
又、今回から牛郎さんの「真珠牛郎」は「牛郎」になりました。
 
選句の各ページ、間違いがないかどうか、各自点検していただけると
 
助かります。では、よろしくお願いいたします。
 
 
 
 
作品番号   作品 (選者名)    作者        
 
 
     葉 法 
1 厄落し妻に内緒で過去を焚く   【しらぶる】

     法 牛 道  
2 刺繍裏絡まり合ふや厄落し    【歌子】

       
3 辻の闇男声する厄落し       【朝戸風】
    
     葉 萍 道  
4 厄落とし豆を撒かるる大銀杏   【J次郎2】

       
5 還暦によっこらせっと厄落とし   【法被衣】
     
  
6 生まれ来る子供に任す厄落とし  【蝸牛】
  
     蝸  
7 厄落とし道も情も決すれば     【風葉】
 
     葉  
8 神主の振れる幣音厄払       【祥雲】

     萍 祥  
9 修験者に慣ひ火渡り厄落し     【牛郎】
  
10 祓う手が宙を舞ひて厄落とし    【道草】
 
       
11 安産のお札を受けて厄落とし    【かんな】
  
12 妻と來て鎮守の森にて厄落とし   【萍漂子】
  
13 寒明て半纏干せば爺くしゃみ    【蝸牛】
  
     朝 歌 か
14 寒明けや日めくり暦重くあり     【風葉】
 
     葉 か  
15 街の灯や色を増したり寒の明け   【法被衣】

          し 牛  
16 寒明けは何時のこととて屋根の雪 【J次郎2】

    次 歌  
17 祝い箸拜み洗いも寒の明け     【朝戸風】
 
     次 法 牛  
18 寒あけてめでたき話二つほど    【歌子】
  
19 寒明や一気に昇る展望台      【しらぶる】  
    
     朝 し 法 か
20 寒明くや畑の土の膨らみて      【祥雲】

     萍 し  
21 寒明や両手いっぱい朝の市     【牛郎】
     
     朝 次 蝸 歌       
22 寒の明け雪の回廊沈みをり     【道草】
  
23 寒の明け車窓の星も煌めいて    【かんな】
  
      
24 寒明けて降る陽光が眩しくて     【萍漂子】
  
    か  
25 春めいてふっくらしてる川堤     【しらぶる】
  
26 春めきて若き胸元まぶしかり     【歌子】

    祥 し  
27 春めくや部活の子らの声高に    【朝戸風】
  
    朝     
28 春めくや利鎌も切っ先やや鈍く    【J次郎2】
  
29 春めきて世に満ち満ちる水蒸気   【法被衣】

     次 歌 祥 道 か  
30 田をせせる鳥の仕草も春めいて    【蝸牛】
  
31 春めいて熟年婚の話など       【風葉】
 
     葉 し 法 道  
32 盛り上がるもぐらの塚の春めける  【祥雲】
    
     
33 解け流れ春めく川のさわがしく    【牛郎】

       
34 春めきて土の温さで雪の穴      【道草】

       
35 春めいて井戸端会議がにぎやかに 【かんな】
  
     祥  
36 制服を調う子らの春めきて       【萍漂子】

     萍 蝸 歌 道  
37 梅が香にひとめ気にせず寄るメジロ 【J次郎2】
  
     朝 萍 蝸 牛
38 梅林や空に融け出る遠景色       【法被衣】
  
39 梅ちぎる時を想うてほころびる      【蝸牛】
  
40 今年また妻と歩みし梅小路       【祥雲】
     
           朝  道  
41 梅咲くや獅子神楽舞門付けに      【牛郎】
  
42 梅林ケータイ翳す古都の道        【道草】
  
43 紅梅や一雨ごとに花開く          【かんな】
 
       
44 自転車でぬける梅林風やさし       【しらぶる】  
  
     葉
45 白梅や待てど来ぬ人偲びをり       【歌子】

     次 祥 法  
46 梅が枝の白さ紛らす鈍曇り         【朝戸風】

     蝸 牛  
47 今日もまた妻を演じて梅一輪        【風葉】
  
48 梅花散り 惜しむ母子は花見時       【萍漂子】