顧問のいないネット俳句

句会の流れ①その月の兼題を使った俳句を25日必着で投稿します。                     ②ブログに全作品が公開されます。                          ③投稿した人は自分以外の作品番号を選句し3日以内に編集者へ送ります。        ④このあとのことはその後のブログに必要事項を載せます。

9月 法被衣さん選

法被衣さん選 (13、18、23、9、20、22)
 
13  稲掛の薄暮に沈む父子かな
名画ミレーの晩鐘を見るような感じを受けました。
日の暮れるのが早くなりました。
 
 
18  萩あかり五重塔へ続きをり
萩と五重塔がベストマッチング。
いかにも日本的光景です。
 
 
23  山の端に萩のこぼれて径狭し
萩が控えめではあるけれど咲き誇っている様子が目に浮かびます。
春の桜とはまた別な花の光景。
 
 
9  一日終え野良を乾かす蘆火かな
野良仕事も自然相手、そして自然の蘆火の持つ暖かさ、癒されます。
 
 
20  身の丈に合う貸杖や萩の山
ことばの響きがとても美しいと感じました。
 
 
22  鐘の音に萩の白露まろび落つ
まさに秋の光景。
この場合白露は季語にならない?

1  田の隅で童遊びし捨案山子
第一印象が情景描写になっている感じがしました。

さっそく盗作
田の隅で童と遊ぶ捨て案山子
 
11  山栗を拾い歩いて古戦場
拾い歩いてが説明的?同じく盗作
山栗を追ひて拾いし古戦場

我の身を棚に上げたる秋の暮
以上。